取扱作家

artist

孫 家珮 | Jiapei Sun

長江の南、江南水郷の風景が少年時代の記憶を重ねながら描かれ、そこには響きあう水面と静寂の風景が朝もやの中で調和している。またベニスやブルージュ、アムステルダムの運河にもその土地ごとの人々の暮らしの気配がやさしい大気の中に詩情豊かに描き出されている。
※下記の掲載作品は ご売約になった作品も含まれている場合がございます。

お問い合わせ

contact

下記フォームに必要事項を入力後、
確認ボタンを押してください。

作家名
作品名
お名前必須
電話番号(半角)
メールアドレス(半角)必須
性別
お問い合わせ内容
個人情報の取り扱いについて
1.ご記入いただいた個人情報は、ご用件への対応及び確認のためのみに利用します。
2.また、この目的のためにご用件の記録を残すことがあります。
※IPアドレスを記録しております。いたずらや嫌がらせ等はご遠慮ください。

Encounter 出会いときっかけ(2016年)

Encounter 出会いときっかけ(2016年)
孫先生とシルクランド画廊の出会い

顧:先生との出会いはまだ私が留学生の頃で、1992年のTIAS(東京国際美術見本市)を観に行った際に会場で初めてお会いし「蘇州」の絵を観ました。優しいお人柄で笑顔が素敵な方だなぁという印象でした。2003年にシルクランド画廊が銀座に開廊した年からは、作品をご紹介できるようになり、今回14回目の個展となります。
孫先生:TIASでは、素直な気持ちで感情がわいたところを絵にして、日本の方々に見ていただき、反響がよければいいなと。発表してもしダメだったら故郷に帰ってもいいと思っていました。結果は作品が完売して自信がつき、それ以来いつも良い作品を描こうと思っています。
顧さんの印象は、まじめさと一生懸命さですね。立派な画廊かなどは関係なく、いかにまじめにやっているかを見ています。
顧:「湖の白鳥」という例えが口癖になっています。水の上では優雅に水の下では必死に水を掻く(笑)。

■ お客様からの支え
孫先生:お客様の言葉を伺うと本当に嬉しいですし感謝しかありません。応援していただいてそれが力の元となり、また頑張っていけるんです。
顧:「癒し」「ハピネス」と形容される先生の作品ですが、ルノワールも「僕の絵は楽しくなきゃいけない」と言っています。病院で展示している先生の絵を観て、患者さんが「病院に来るときには不安で不安でしょうがないけれど、先生の絵を観ると心が安まるのです。」と仰っていました。
日本は世界でも美術教育が進んでいるので展覧会などに並ぶ人も多い。だからこそ絵に対する理解も深く、その技術や先生が表現するハピネスなど作品の意図をくみ取って下さる方も多いのでしょう。今後も「一期一絵」で多くの人に幸せを提供できるように努めて参ります。

孫 家珮 略歴

孫 家珮 略歴
1958年 上海市生まれ
1984年 上海交通大学美術研究室修了
1988年 来日
1989年 中国美術家協会上海分会正会員となる
1992年 第77回二科展入選(同 1993,94,96,97,98年)
1993年 第28回昭和会招待作家(日動画廊)
     上野の森美術館大賞展入選
1994年 サロン・ドートンヌ入選(パリ)
1995年 日本選抜美術展 国務大臣環境庁長官賞
1996年 東京セントラル美術館大賞展入選
     4月より1年間パリ在住
1997年 国際公募連展 内閣総理大臣賞
     GALERIE D'ART DU PALAIS ROYAL(パリ)にて個展
1998年 日本選抜美術展 文部大臣賞
1999年 第34回昭和会招待作家(日動画廊)
     第11回国際美術大賞展 NHK賞
     ELEANOR ETTINGER GALLERY(ニューヨーク)にて個展
     (同 2000,02,04,06,07,09,11年)
     オークション クリスティーズにて作品落札
     求龍堂より「孫家珮画集」刊行
2000年 国際公募連展 文部大臣賞
2002年 日本現代美術家連盟副理事長就任
     埼玉県立近代美術館にて個展
2003年 シルクランド画廊にて個展(以降毎年)
2004年 作品が山之内製薬、千葉銀行、宇部興産の2004年度カレンダーに起用
2005年 作品がNECソフトの2005年度カレンダーに起用される
     「月刊美術」(9月号)に特集記事掲載、表紙に作品掲載
2007  作品がクボタシーアイの2007年度カレンダーに起用    
     「上海美術家」(第123期号)に特集記事掲載、表紙に作品掲載
2008年 求龍堂より「孫家珮画集Ⅱ」刊行
     東京セントラル美術館にて個展
2011年 上海人民美術出版社より「孫家珮画集」刊行
     上海美術館にて個展
2012年 アジア画廊芸術博覧会出展(同 2013年)
     北京芸術博覧会出展
     上海芸術博覧会出展(同 2014,16,17,18年)
2013年 常熟博物館にて個展
2015年 世田谷美術館にて個展
2017年 上海八号橋芸術空間-1908粮倉にて個展(同 2019年)
2021年 上海云間粮倉云間芸術館にて個展
2023年 上海羽瓦台美術館にて個展

作品収蔵: 長崎県美術館、富士市立博物館、上海美術館、
      常熟博物館、桂林美術館他