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山田 りえ | Rie Yamada

深紅の薔薇をはじめ、椿、クレマチスなど季節の草花をとらえた作品には、自然界で育まれる生命力が宿り、小さな静物や裸婦像のモチーフにも宇宙的な神秘を内包するかのような広がりを感じさせる。
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作家メッセージ(2021年)

作家メッセージ(2021年)
現象として見えているこの世界は全てではない。目に見えるこの世界の下には広大な海が広がっていて、波立っていても海自体はとても美しい。その美しい世界を描きたい。その水を汲み上げて飲める形にし、目に見える形にするために絵を描いているのだろうか。
それは、全ての対象物を象徴に置きかえることを模索する時の楽しさでもあり、花や草木、人物も皆、その存在たらしめているものを探すための旅をしている感じかもしれない。

山田 りえ 略歴

山田 りえ 略歴
1961年 京都市に生まれる
1983年 多摩美術大学絵画科日本画専攻卒(加山又造教室)
1985年 「春季創画展」(日本橋髙島屋)
1989年 個展(ギャラリー和知` 94/`95)
1990年 個展(大八木画廊`91/`93)
1995年 「亜細亜の新しい跳躍展(韓国ソウル・シェラトンウォーカーヒル美術館)
1995年 個展(タケダエキジビットハウス`96/`97)、(画廊たくら`99)
1996年 個展(柏木画廊)
    「ラ・プリマヴェーラ展」(アトリエスズキ`97)
1997年 「フェスティバル・アーツ&ムジーク」(フランス・ミヨー市美術館)
1998年 個展(銀座 柴田悦子画廊 以後毎年)
    「三青会展」(横浜三越 `99/`00)
1999年 チャリティー「愛の絵はがき」(社会福祉法人・日本肢体不自由児協会)
2000年 「10人の[日本画]展」(茅ヶ崎市美術館)
    「第10回花の美術大賞展」(兵庫県 加西市)
2001年 「Vivle-日常の煌めき」
     (香染美術/`03,`05シルクランド画廊/`09以降継続開催)
     個展(光画廊)
2002年 個展 (京橋・林田画廊`05,`07,`09・安曇野アザレアギャラリー)
2003年 「平和へのメッセージ展」(佐藤美術館)
    「越畑喜代美・山田りえ二人展」(池袋東武)
     個展(鶴見画廊`00`12) 
2004年 「京都絵画まつり」(みやこメッセ)
    「樋口一葉千代紙原画」(高橋工房)
    「日本画の100展」(京都)
2005年 「菅楯彦大賞展」(鳥取倉吉博物館)
    「八重彩展」(西邑画廊)
    「林信夫・山田りえ二人展」(藤沢さいか屋`07`10`12)
2006年 「四季 花めぐり 日本画展」(大沼山形)
2007年 個展(上野松坂屋)
    「漣の会」(藤沢さいか屋)以後毎年)
2008年 個展((東急本店 以後隔年)
2009年 「東美アートフェア春」(東京美術倶楽部)
    「万葉を描く展」(川崎さいか屋)
    「猫展」(ギャラリー華沙里)
2010年 「グラマラス展」(日本橋髙島屋・新宿髙島屋)
    「ホテルセントレジス コレクション」(大阪)
2012年 個展(福岡三越) 三渓園俳句展全色紙制作 
    「丸山友紀・山田りえ二人展」(長野東急)  
2013年 個展(横浜そごう・東京會舘・仙台三越)
    「裸婦のデッサン展」(柴田悦子画廊)
2014年 「新春万福お年賀展」(フェイ・アートミューゼアム)
    「女子会 現代日本画七つ星展」(シルクランド画廊)
     個展 「内なるものの輝きを描く」(シルクランド画廊)
2016年 「TOKYO琳派涼風献上団扇展」(柴田悦子画廊)
    「サクラ・桜・さくら展」(新潟伊勢丹)
2017年 「動物美術館展」(茅ヶ崎市美術館)
2020年 「ビクトリーブーケ展」(佐藤美術館)

その他、個展・グループ展 各地ギャラリー、百貨店にて多数開催

現在無所属  小田原市在住

書籍装画(栗本薫・宮尾登美子・永井路子・安西篤子・日野原重明ほか)
週刊 四季花めぐり(2003)小学館
平塚市美術館「読むワークショップ①〜⑨」イラストページ執筆
神奈川県立川崎図書館機関誌「科学EYES」装丁デザイン及び毎号表紙イラスト2009〜