中野嘉之 小松謙一 藤井美加子 日本画三人展 ― それぞれの音色 ―
会期:2022年10月2日(日)~16日(日) ※最終日は午後5時閉場
三名の作家によるギャラリートーク開催 10/2(日)午後5時~ ※その他の作家来場日につきましては画廊までお問合せ下さい。
開廊時間:午前11時~午後7時30分(土日、祝祭日は午後6時30分閉廊)
小松 謙一
《丘の景色》 9.7×16.5cm 日本画
中野 嘉之
〈作家コメント〉
墨の研究発表から小休止している間、メンバーである小松氏、藤井氏と小生とで、「音色」をテーマに展示させて頂くことになりました。どんな音色が出せるか楽しみです。そんな中で私は五感で見る、微かな音と色を探ってみました。
漆黒の闇、微かに柔らかな光のプリズム、鳥の羽撃き、蝶の微かな振動、川のせせらぎ、日の当る真昼の静、全ての微かな響きが五感を通して見えるもの、果てなく続く自然の摂理、そこに底知れぬ生命を感じながら…
〈作家略歴〉
1946年 京都生まれ
1984年 “横の会”結成(~93年)
2005年 芸術選奨文部科学大臣賞受賞
2006年 第15回MOA岡田茂吉賞大賞受賞
2011年 Artist Group “風” 結成
2018年 -日本画・洋画-巨匠展(日本橋三越)
現在 多摩美術大学名誉教授
小松 謙一
〈作家コメント〉
空の織りなす
いろいろな色合いや
雲の移りゆく表情を
ー空の音色ー と見立て、
山や丘の空との景色や
木々と空とのゆらぎなどの様(さま)を
描きたいと制作した作品。
〈作家略歴〉
1959年 福島県いわき市生まれ
1983年 福島県美術展美術奨励賞受賞
1987年 多摩美術大学大学院美術研究科日本画専攻修了
1997年 神奈川県美術展特選。
他、個展、グループ展多数
藤井美加子
〈作家コメント〉
中野先生、小松先生とは “水墨玄空” 展でご一緒させていただきました。今回は、日本画での発表ですが、墨を生かした新たな仕事にも挑戦しています。作品名の「木霊」は、山びこであると同時に、樹木に宿る精霊を意味します。目に見えないが確かに感じられる森の気配を、木々の奏でる「音色」ととらえ表現しました。是非ご高覧下さい。
〈作家略歴〉
1965年 広島市生まれ
1990年 多摩美術大学大学院美術研究科日本画専攻修了
1994年 春季創画展春季展賞受賞
1995年 文化庁芸術インターンシップ研究員
2002年 菅盾彦大賞展
2020年 日本水墨画大賞展。
他、個展、グループ展多数
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