展覧会情報

exhibition

開催中

後藤純男 後藤紳也 二人展 ― 継承される悠久の風景 ― | Sumio Goto Shinya Goto Exhibition

会期:2024年11月10日(日)~24日(日) ※最終日は午後4時閉場

後藤紳也先生来場 : 11/10(日),16(土) 午後1時~5時

開廊時間:午前11時~午後7時30分(土日、祝祭日は午後6時30分閉廊)

寺の後継ぎとして生まれ、仏堂と絵の道が交錯しながら修行を重ねた末に日本を代表する画家のひとりとして86年の生涯を全うした父、後藤純男先生が、ご子息の紳也先生を初めて中国への渡航に誘われたのは20歳の時と言われています。以来、様々な土地を訪ねて自然から感受するインスピレーションを各々の創作の糧としてこられました。純男先生にとっての大和路から北海道、各地渓谷瀑布に至る作品群、紳也先生が描く北陸越後や利根運河の四季折々の風景、そして蘇州をはじめ中国への度重なる取材は、親子二代にわたって日本画のルーツをも辿る終わりなき探訪とも見受けられます。自然にこそ宿る神仏を呼び起こす絵には祈りの心を込めるという主旨の言葉をかつて純男先生は仰っています。それは紳也先生の画業にも自ずと刷り込まれていることをこのたびの作品を通してご覧いただけましたらと存じます。

後藤 純男 略歴

後藤 純男 略歴
1930年 千葉県東葛飾郡関宿町の真言宗住職の家に生まれる
1946年 山本丘人に師事
1949年 山本丘人の紹介で田中青坪に師事
1974年 日本美術院同人に推挙
1976年 再興第61回院展で文部大臣賞受賞
1986年 再興第71回院展で内閣総理大臣賞受賞
1997年 北海道の上富良野に「後藤純男美術館」を開設
2006年 春の叙勲で「旭日小綬賞」を受賞
2016年 東京藝術大学名誉教授となる。第72回日本芸術院賞・恩賜賞受賞。永眠

後藤 紳也 略歴

後藤 紳也 略歴
1961年 千葉県野田市に生まれる
1993年 日本美術院 院友に推挙
1994年 青林会日本画展出品(1994~2011)
1998年 武蔵野会日本画展出品(1998~2007)
2001年 瑠璃色会日本画展出品(2001~2007)
2009年 第1回二人のいとこ展(野田市興風会館)(同第2回 2018)
2023年 後藤紳也日本画展(千葉県流山市市民ギャラリー)
現在 日本美術院 院友、田中塾研究会所属

お問い合わせ

contact

下記フォームに必要事項を入力後、
確認ボタンを押してください。

作家名
作品名
お名前必須
電話番号(半角)
メールアドレス(半角)必須
性別
お問い合わせ内容
個人情報の取り扱いについて
1.ご記入いただいた個人情報は、ご用件への対応及び確認のためのみに利用します。
2.また、この目的のためにご用件の記録を残すことがあります。
※IPアドレスを記録しております。いたずらや嫌がらせ等はご遠慮ください。