野口 眞利 絵画展 | Masatoshi Noguchi Exhibition
会期:2021年10月11日(月)~17日(日) ※最終日は午後5時閉場
作家来場:会期中の月・水・金:13時~14時30分、火・土:14時~17時、日:11時~17時
開廊時間:午前11時~午後7時30分(土日、祝祭日は午後6時30分閉廊)
作家挨拶・略歴
此度36回目の個展を開催することが出来ました事、ここに厚く御礼申し上げます。私は目下の処、コロナ診療にも追われる毎日を過ごしており、海外での取材も行えない中、以前訪れたフランス各地への郷愁をもとに1年間描いて参りました。
但し、この1年間仕事の上では娘のサポートによって有難いことに時間に多少は余裕が生まれました。小生、毎朝早くから目下執筆中の〝筋活″で我が身にムチを打ってエネルギーづくりに励んでおります。今後ぜひ皆様も試みて頂きたいと思っております。
コロナ禍における開催故、ご無理のないようお運びいただけましたらと存じます。
略歴
千葉大医学部卒業 /無所属 / 白鯨社(絵画部)OB /日本医科芸術クラブ会員
京王百貨店・銀座セントラル美術館・光が丘美術館・銀座シルクランド画廊 他
個展35回、アンデパンダン展、わかいの会、日本医科美術展
師事 故・鈴木良三先生(一水会)
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― コートダジュール・アルル・モンマルトルを描いて ―
南仏・コートダジュールには多くの美術館があります。特に私はニースや、レモンとオレンジ色の街マントン、城と港のあるアンチーブ、そしてマルセイユの港町の風情などを好みます。明るい太陽、白い雲に青い海、そして浜辺に濃い影を落とす岩壁。加えてパッションカラ-の家並みと教会やヨットに魅せられます。
絵を描き乍ら、この地域でかつて活躍したマチス、シャガールそしてジャン・コクトーが頭の中を駆けめぐります。
一方、パリ・モンマルトルやアルルについては、夕暮れ時や夜の街が私には好きな情景として浮かんできます。そしてパリの街角や、モンマルトルの路地を描くたびに、ユトリロ、ロートレック、そして〝夜のカフェテリア″を描いたゴッホがいつも私の脳裏をよぎっているのです。