展覧会情報

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飯田 文香 × 山本 瞳 日本画二人展 ― 萌芽の時を経て ― | Ayaka Iida × Hitomi Yamamoto Exhibition

会期:2021年7月11日(日)~24日(土) ※最終日は午後5時閉場

作家来場:詳細は当画廊にお問い合わせください。

開廊時間:午前11時~午後7時30分(土日、祝祭日は午後6時30分閉廊)

2018年からの当画廊企画『recommend展』においても参加いただいた二人の女性日本画家。同じ年に生まれた二人の現在は、年齢的にも技量的にも次なるステップに向かう充実期を迎え、取り組もうとするモチーフの中にそれぞれのこだわりも変化の眼差しを感じさせます。飯田文香の色彩とその構成力、山本瞳が日常の中から見出す繊細な感情や記憶の断片に宿る心象・・・共通項があるとすれば、常に表に現れていなくとも微かに存在する内なるものを捉えて自らの物語を紡いでいける豊かな想像力でしょう。ぜひこの機会に、ご高覧賜りますようご案内申し上げます。

飯田 文香 Ayaka Iida

飯田 文香 Ayaka Iida
〈2021年 作家メッセージ〉
町中を歩いていて、ふと目にとまった景色を自分なりの解釈で描いてみたり、小さな生き物にぐっと寄って描いてみたり、花の雰囲気から人物像を作って描いてみたり…新しい要素を少しずつ増やしながら制作しています。沢山のものを積み上げて、いつか見たことのない世界を作り出せたら、と願っています。

1990年 横浜市生まれ
2014年 多摩美術大学絵画学科日本画専攻卒業
     神奈川県美術展 特選
2015年 未来展(日動画廊) 特別賞
2019年 第7回桜花賞展(郷さくら美術館)
2020年 第9回「風」展入選
     あいおいニッセイ同和損保奨励賞

山本 瞳 Hitomi Yamamoto

山本 瞳 Hitomi Yamamoto
〈2021年 作家メッセージ〉
生まれ育った環境や土地、目に見えるもの見えないもの、記憶や思想すべてが蓄積されて今の私があり、無意識に生まれるマチエールや色の構成は自身のフィルターを通して画面に零れ落ちたものです。モチーフの背景と自身の感情と記憶、思想を形象化して1枚1枚の作品に物語性をもたせ鑑賞者と分かち合う方法を探求しながら制作をしています。

1990年 愛知県生まれ
2017年 多摩美術大学絵画学科日本画専攻卒業
2019年 多摩美術大学大学院美術研究科 博士前期課程日本画研究領域修了
2020年 第8回桜花賞展(郷さくら美術館)
 現在  多摩美術大学日本画研究室助手

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