3月に中国美術館で開催された個展(ギャラリー通信第14号で詳報)で、中国本土の古陶磁専門家や美術ファンをうならせた「曜変天目」にとっては、最高の大団円となりました。
特に故宮博物院は「中国での人間国宝クラスの人も(『月刊美術』07年8月号)」なかなか収蔵されないと語られるほど審査が厳しいことで知られており、民間の外国人作家は極めて稀なケースです。
「曜変天目を里帰りさせてやりたい」という林先生のお気持ちに打たれてお手伝いした私も、中国の美術史に残る物語に立ち会えて光栄でした。(顧 定珍)
特に故宮博物院は「中国での人間国宝クラスの人も(『月刊美術』07年8月号)」なかなか収蔵されないと語られるほど審査が厳しいことで知られており、民間の外国人作家は極めて稀なケースです。
「曜変天目を里帰りさせてやりたい」という林先生のお気持ちに打たれてお手伝いした私も、中国の美術史に残る物語に立ち会えて光栄でした。(顧 定珍)
ギャラリー通信#16(2007年9月号)より
通訳をする顧 定珍(左)、林 恭助 氏(右)