黄先生の「千里の想い出」のお陰でリビングが画廊のようになりました。リビングのインテリアには気合が入っていたものでして・・・。
ダークに揃えたリビングに「千里の想い出」が輝いています。
銀座のさまざまな画廊のリストを持ち歩きながら丸一日歩いてシルクランド画廊に入った瞬間ですね!「ここにきっとある」と直感しました。センスの良さが窺える画廊を半周した時に足をとめました。それが「千里の想い出」でした。
後ろでなにか話しかけてきたように思い出せるのですが、私の頭の中では既に家の壁に絵を掛けてイメージしていました。
その方は松村さんでした。ごめんなさい(笑)
正直、良い物は高価です。スーパーでお買い物とはいきません。気に入ったもののまだ見ていない画廊を回り、そしてまたシルクランド画廊のドアを開けました。顧さんは満面の笑みで迎えてくれました。
先生の絵の色合いやタッチがとても好きです。
左上の太陽は、鳩が飛んでいるのに月に見えたりもします。馬車に乗っているふたりは、少し俯いているのが女性なのかしら?これから結婚式なのかしら?この楽器はどんな音色でどんなメロディなのかしら?小説を読んでいるかのように空想するのが好きです。
私は昔から「赤毛のアン」でしたから・・・。まさに素晴らしく美しい本を眺めているかのようです。
私の友人に中国に住んでいる男性と10年位お付き合いしていた女性がいます。彼女は年に2度ほど旅行に行きます。勿論、彼に会う為です。
国籍の違いや慣習などの隔たりがあり、お互いに想いを残しています。友人として切ないと感じています。何十年か経った時、彼女には千里の想い出になるのでしょうか?
この絵にはそんな哀愁やら郷愁やら奥が深いものなども感じますね。絵画は心の「癒し」でしょうね。
上海アーティストも拝見させていただきました。顧さんの勤勉振りには頭が下がります。
それではくれぐれも黄先生はじめスタッフの方々お体ご自愛くださいませ。また、今後のより一層のご活躍を心よりお祈りしております。
追記 知人から2年半前にいただいた10cm位の高さの南天が、今では1m位になり、絵を飾ってからか?初めて白い花が咲きました。